質預かりとは

管楽器、電子機器製品、ブランド品、貴金属などを質屋に持ち込むことで、商品に合った査定額を算出し、その金額内で融資を受けられるシステムです。返済までの期間はおよそ3ヶ月程度とされています。高価な品物であれば、高い値段で取引してもらえます。

返済までの期間、預け入れた商品は融資を受けている人が所有権を持っています。しかし、3カ月経過しても返済のめどが立たなかった場合、所有権は質屋に移行します。所有権が移った商品は、そのまま回収され中古品として販売されます。

質預かりでは、審査は最短10分程度で完了するのがメリットです。また、信用情報へアクセスするなどの手間もありません。手軽に融資を受けたい方や、信用情報へのアクセスが不安な方にもおすすめの方法です。

しかし、質預かりは金利が高めに設定されており、月単位で利息が発生するなどのデメリットも存在します。短期間で返済できる目処があったり、少額の融資を受けたいなどの理由があったりする場合の利用がおすすめです。

キャッシングとは

金利が低めに設定されていることもありますが、融資を受ける場合は銀行系、カードローン系問わず信用情報へアクセスし、金融事故がないか細かく審査されます。

また、利用に際し年齢制限や所得制限など、様々な条件が課されるため、利用できない方もいます。持ち込んだ商品を担保にするシステムではなく、「本人にどれだけ返済できる力があるか」というポイントが最も重要です。

キャッシングでは、他の会社などからの借入れや返済可能額に応じた金額が設定されるため、金額にばらつきがあります。さらには、支払いが滞った場合法的措置を取られるリスクもあります。

キャッシングは、質預かりで発生しなかった様々なリスクが発生する可能性があるため、安易に利用すると危険です。しかし、質預かりよりも高額な融資を受けたい場合や、時間などに余裕がある場合は利用しても問題ありません。

自身の状況と照らし合わせ、問題ない場合のみ利用することが大切です。一方質屋に預け入れる際も、高金利である点や利息が1ヶ月単位で課せられる点を鑑みて利用する必要があります。
両者の利用にはリスクが伴います。不利・有利な点を見極め、無理のない範囲で利用することが大切です。

東京で質屋に質預かりを依頼したい場合は、かづさや質店までご相談ください。専門家が査定を行い、正しい査定額を提示いたします。管楽器や貴金属など、様々な商品の持ち込みが可能です。お気軽にご来店ください。